鹿児島<道>学院 Around Map ─ 西郷隆盛 ─

『日本で一番愛された男』とも呼ばれる西郷隆盛は、１８２７年（文政１０年）２月７日、鹿児島県城下・下加治屋町（現加治屋町）に貧しい下級武士の子として生まれました。 名君島津斉彬の薫陶を受け、倒幕そして明治維新という大事業へ向けて東奔西走しました。のちに、私学校を開設し子弟教育に専念します。そして西南戦争の大将として 新政府軍と戦いますが、田原坂の敗北、城山での自刃と、巨星は５０年の熱い生涯を閉じました。

「大きくたたけば大きく鳴る。小さくたたけば小さく鳴る。」と 土佐の坂本龍馬を驚かせた薩摩の「ウドメサア（目の大きな人のこと）」 西郷隆盛は目が大きいだけでなく、 黒ダイヤのようにキラキラと輝いていたといわれます。

大きさだけでなく、パチッと力のある目をしていて、 側にいると、なんとなく元気がでてくるような なんとも言えない活力にあふれている人は、 「人気がある人」、文字どおり、“気”のパワーがある人です。

あなたも“気のトレーニング”で気を磨き、 “気のパワー”にあふれた本来の自分を手にいれましょう！

西郷隆盛銅像

安藤照氏によって制作され、昭和12年5月23日に設置されました。
銅像本体は5.76mで、台石を含むと8mにもなります。

西郷隆盛洞窟

田原坂から敗走し鹿児島に帰ってきた西郷軍は、城山に立てこもります。
しかし、政府軍の総攻撃に、西郷隆盛は自刃しました。
桐野利秋などの将兵も壮烈な最期を遂げました。

西郷南洲顕彰館

西郷さんの生い立ちから歴史資料が展示されています。
昭和52年の西郷百年祭の記念事業として建てられました。
西南戦争で戦死した２千余命がねむる南洲墓地に隣接しております。

私学校跡

西郷隆盛が鶴丸城の厩（うまや）跡に、つくりました。
生徒数約８００人で、市内に１０をこえる分校ができ、県下に１３６の分校がありました。
私学校跡の石べいにはたくさんのくぼみがありますが、これは西南戦争のとき、政府軍のすさまじい攻撃を受けた砲弾のあとです。
激しい戦いの様子がしのばれます。

鹿児島県歴史資料センター黎明館